int(2770743) string(2977) "


南北朝期 最上大業物【伝 長船元重】1尺6寸3分超

豪壮長寸な名品薙刀!極上の精錬地鉄に沸づく乱れ刃

磨上無銘 刀身全長90cm超 上手白鞘



"
■コメント■

ご覧いただきありがとうございます。

南北朝期『長船元重』作と伝わる男薙刀です。

長船元重は備前国の刀工で大蔵允と称し、
古来より相州貞宗三哲の一人として伝えられ
鎌倉最末期より51年間に渡る作刀を遺しています。

長船鍛冶中でも異色の青江気質を窺わせる作風で知られ、
無類の斬れ味から山田浅右衛門が最上大業物に列挙したほか
古刀位列に於いても最上作に名を連ねる備前の代表工です。


本作は広島県屈指の愛刀家様により秘蔵された一振、
長船元重による康永頃の作と伝えられる名品薙刀です。

区は送られているものの総体に健全な体配を呈し
茎尻は浅い栗尻で天正年間の磨上であることがわかり、
身幅広く重ね厚い豪壮な姿は南北朝の典型的な造込みで
表裏に薙刀樋を掻いた美しい体配に無類の風格を纏っています。

板目よく詰んで潤う精良な地鉄に地沸微塵について地景入り
少しく流れごころとなる肌と控えめな映りに元重の特色を見せ、
刃文は片落ち風を交えて変化に富んだ互の目乱れを見事に焼いて
小沸びっしりとついて刃中に小足・葉が入り細かな金筋かかるなど、
地刃が明るく冴えた素晴らしい出来口を示す珠玉の一振です。

時代の上研磨が本作の魅力を充分に引き立てており、
鑑定審査による今後の出世にも絶大な期待が持てます。

また、長寸な上手の白鞘からも格別の思い入れが窺えます。


備前を代表する最上大業物『長船元重』作と伝わる白眉の一振、
豪壮長尺にして出来素晴らしい名品薙刀を末永くお楽しみ下さい。


ご不明な点などございましたらお気軽にご質問下さい。